私が至現堂で過ごした時間の中で印象に残っているのはやはり浪人した1年です。浪人してからは自分の作品と向き合うことができ、常に「自分て何なんだろう」という答えを必死で探していました。しかし、追求すればするほどに理想の道とは外れ、自分のことが嫌いになることもしょっちゅうありました。それでも先生方はいつでも私たちを技術を教わる受験生としてだけでなく、同じ美術を好きな一人の人間として扱って下さいました。また同じ目標を持った仲間と過ごす毎日は驚きや感心することばかりで学ぶことが多くあり、いつまでたっても新鮮でした。もちろん塾と家とを往復するだけの生活は大変辛かったのですが、常に悩み、考え、もがいていた日々はこれからの自分を支えてくれるものになると思っています。何に対しても不器用でどうしようもない私を最後の最後まで一生懸命になって支えて下さった先生方に本当に感謝しています。嬉しかったです。ありがとうございました。頑張っていきますのでこれからも見守っていて下さい。
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